テレメジャーII データレシーバー:DR-200U/R/D

DR-200U測定データを受信しパソコンに自動入力!世界共通周波数で活躍の場が広がります。

  • 送信器側のIDは従来通り手元のスイッチで0~99の100通りが設定可能。さらに、受信機側にも電波形式を変えることにより128通りのレシーバ番号の設定が可能なので、最大で128×100=12,800台の測定機器を識別できます。
  • 無線LANやBluetooth等の電波を使用する機器との衝突を避けるため、コリジョン(電波衝突)対策を強化し、混信しないように設計されています。
  • 特定小電力の2.4GHz帯を使用することで、最大50mの通信を可能にしました。従来のテレメジャー(通信距離約10m)に比べ、より遠くに、安定した通信を実現しています。(通信距離は環境条件により異なります。)
  • 送信器と受信機の双方向通信の設定ができ、無線によるデータトリガが可能。送信器を操作しなくても、受信機からデータ要求ができます。また、自動インターバル送信も0.2秒~60分まで設定できます。
【DR-200U/R/Dの仕様】
型番DR-200U
(USB出力タイプ)
DR-200R
(RS-232C出力タイプ)
DR-200D
(デジマチック出力タイプ)
製品名データレシーバ
受信周波数2.4GHz(世界共通周波数)
標準価格
2024年3月~
¥135,000(税抜)
¥140,000(税抜)¥170,000(税抜)
受信距離見通し50m (環境条件により異なります。)
パソコン出力USBRS-232CUSB/デジマチック
電  源USBバスパワーAC100Vアダプタ(DC9V)デジマチックケーブル使用時:AC100Vアダプタ(DC9V)
USBケーブル使用時:USBバスパワー
外形寸法D116.5×W72.7×H25mm
重  量82g91g82g

2024年3月 商品価格改定のお知らせ

この度、半導体をはじめ様々な原材料等のコスト上昇に伴う様々な環境変化を受け、弊社として誠に不本意ではございますが、2024年3月1日より下記商品の販売価格 […]

よく見られているFAQ
テレメジャー II (5)

USB出力タイプのDR-200UやDR-200miniもありますので、大丈夫です。 ACアダプタも不要なのでノートパソコンやタブレットにつけて軽快に移動することもできます。

テレメジャーII を使用して文字入力の合否結果をQCプロに入力する場合、QCプロのメニュー画面の「コード登録」を選択し、合否情報のタブから「文字列(合格)」と文字列(不合格)」それぞれの一番初めに表示させたいコードを入力します。
通常どおり判定箇所に任意のID番号を設定し、同ID番号を設定した測定器を使用して、測定値の「0」以外を送信すると「合格」の文字が、測定値で「0」を送信すると「不合格」の文字が表示されます。
右クリックして「一括合格入力」を選べば全てのセルに「合格」と表示する事も出来ます。

  1. 通信距離が約5倍
    特定小電力の2.4GHz帯を使用することで50mの通信が可能。より安定した通信を実現できます。
  2. 受信機にもID番号設定が可能
    送信器側のID番号は従来のテレメジャーと同じ0~99の100通り、更に複数台の受信機を同一エリア内でご使用になる場合の混信を避ける為、受信機側でも1~128のID番号(レシーバ番号)を設定することができます。 最大で100×128=12800台の測定器が混信なく同時に使用することが可能です。
  3. 無線トリガ機能
    テレメジャーII の送信器と受信機の間で双方向の通信ができます。この双方向通信機能を利用して受信機から無線によるデータ送信のトリガを行うことが可能で、送信器のボタンを押さずに測定データを無線送信することができます。この機能は、遠隔操作のほか、複数台のトランスミッタを使用して「多点同時測定」を行う場合に便利です。トランスミッタ最大16台の多点同時測定が可能です。
  4. 受信確認
    テレメジャーII の送信器と受信機の間で双方向通信を利用して、送信データが問題なく受信したかどうかをブザー音で確認できます。
  5. インターバル送信
    一定間隔(0.2秒~60分)で、データの自動送信をするインターバル送信ができます。

※テレメジャーII と旧テレメジャーは電波仕様が異なるため互換性はありません。

<従来のテレメジャーとの機能比較>

機能 テレメジャーII テレメジャー
通信距離 50m 10m
無線周波数 2.4GHZ(特定小電力) 273MHz(微弱電波)
ID番号 送信器:0~99/受信機:1~128 送信器:0~99/受信機:なし
無線トリガ機能 ×
受信確認 ×
インターバル送信 ×
ブザー音 ×
受信機電源 USBタイプ⇒USBバスパワー
RS-232Cタイプ⇒ACアダプタ
ACアダプタ

QCプロシリーズはテレメジャーのために開発されたソフトウェアなので、テレメジャーには最も適していると言えます。従って、セットで導入していただくのがお勧めですが、内製ソフトでテレメジャーのデータを取り込んでいるユーザ様の例もあります。

QCプロEXQCプロEX PlusはExcelにデータを取り込むことを目的としていますが、データベース管理を目的とする場合や、操作の簡単な専用ソフトをご希望の場合にはQCプロが最適です。
また、タブレットPCでのご使用や複数品番の同時検査など場合にはアプリケーションソフトQCプロMXが適しています。

ソフトウェアの選定につきましては弊社営業部までご相談ください。

  • トランスミッタに測定器を接続しなくても、Cボタンを押しながらDATAボタンを押すとキャンセル信号が送信されますので、受信機の受信ランプが点灯すれば電波を受信していることがわかります。

受信ランプが点灯しない場合、下記のような可能性が考えられます。

  1. 接触不良(一度RS-232Cケーブル、電源ケーブルを本体よりはずしてみる)
  2. トランスミッタの故障ケーブルの断線等
  3. 長時間電源を入れっぱなしの場合、データ入力ができなくなる場合があるので、一旦電源を落とし、数分後に入れなおしてみます。
  4. レシーバ番号が違う。(DR-200U/Rに付属の高機能設定ソフトから[設定読込]で受信機のID番号を確認することができます。出荷時点ではレシーバ番号は「1」に設定されています。)
  5. 自動スリープ機能が作動している。(下記の測定器の場合はご確認ください。)
自動スリープ機能により電源がOFFになる例
〇東日トルクレンチ用トランスミッタ(TXG-RST)をご使用時、自動スリープ機能により10分以上ボタン操作がないと電源がOFFになります。その場合はDATAボタンを押すと、電源がONになります。測定器の「MEM」ボタンを押すと、データが送信されます。
〇下記のRS-232C出力付き測定器でTXG-RSをご使用の場合も、自動スリープ機能により10分以上ボタン操作がないと電源がOFFになります。その場合はDATAボタンを押すと、電源がONになります。

  • ミツトヨ/ 光学データ処理システム QM-Data200
  • トリモスシルバック/ テコ式インジケータS234電池BOX付
  • 新潟精機/ 電子水準器レベルニック DL-S3
  • ケット科学研究所/ 膜厚計 LZ-200J、膜厚計 LZ-990、膜厚計 LE-330J
  • 小野測器/ 騒音計 LA-1250
  • サンコー電子研究所/ デジタル膜厚計 CTR-2000Ⅲ
  • ニコン/ 測定顕微鏡本体付標準カウンタ SC3-E1
  • キーエンス/ 2次元レーザ変位センサLJ-Gシリーズ
  • 東機産業/ 粘度計TV-33
  • トリモスシルバック/ てこ式インジケータ μS234
  • 東日製作所/ 増し締めトルクレンチCTB、CTBE
  • クボタ/ 無線式吊ばかり表示器 KS-C7000HS
  • 新潟理研測範/ デジタル水準器RDL-1
  • 杉崎計器/ デジタルトルクレンチ・ドライバDSW、DSD
  • マール/ ミリトロン1240

※データ送信は測定器のボタンで行って下さい。

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