ベクトリックス製品に関してお客様から寄せられるお問い合わせとその回答をまとめたQ&A集です。
テレメジャー II (24)
デジマチック出力またはRS-232C出力(一部測定器を除く)の測定器が使用可能です。
◆デジマチック出力の場合、測定器のコネクタ形状によってトランスミッタの型式が異なります。製品情報(トランスミッタのページ)でご確認下さい。
◆RS-232C出力の場合、測定器ごとに通信データを書き込んでいますので 製品情報(RSトランスミッタの実績)で書き込み実績をご確認下さい。
何れも記載されていない測定器との対応状況に関しては、弊社まで直接お問合せ下さい。
テレメジャーIIは、従来製品の「テレメジャー」と電波仕様が異なるため互換性はありません。
テレメジャー対応の品質管理ソフト「QCプロ」「QCプロMX」、Excel用 ソフト「QCプロEX」やミツトヨ製ミューウェーブ対応のソフトウェアがそのままテレメジャーII でもご使用いただけます。
DR-200U(USBタイプ)×2台を1台のパソコンに接続しても、正しくデータを取込むことはできません。DR-200R(RS-232Cタイプ)×1台またはDR-200UとDR-200Rを各1台の組み合わせでご使用下さい。DR-200R(RS-232Cタイプ)×2台を1台のパソコンのUSB端子に接続する場合は、異なったメーカーのUSB/RS232C変換アダプタをご使用下さい。
トランスミッタ用電源供給セットPS2032を接続して外部電源で稼動させることが可能です。
詳しくは弊社までお問い合わせください。
送信器(TXG-***)側のID番号は従来のテレメジャーと同じ0~99の100通り、更に複数台の受信機を同一エリア内でご使用になる場合の混信を避ける為、受信機(DR-200*)側でも1~128のID番号(レシーバ番号)を設定することができます。最大で100×128=12800台の測定器が混信なく同時に使用することが可能です。
受信機としてDR-200U/R/Dを使用した場合は最大50m、DR-200miniを使用した場合は最大20mの距離でご利用いただけます。(見通しがあることが条件)
できません。
設定した範囲(例: ID1~ID5)内の測定データをID番号順に取得します。
テレメジャーII は世界共通の周波数を採用していますが、各国で輸出入に関する規定等がありますので別途ご確認ください。
また、データレシーバDR-200RはACアダプタを用いてDC9Vを本体に供給しますが、付属のACアダプタはAC100V用ですので、各国の電源事情に応じてそれぞれ必要なACアダプタを用意ください。
測定器がデジマチック測定器の場合、外部スイッチ対応トランスミッタ(TXG-K〇Q)を使用して、接点信号を0.6秒以上の間隔で外部から入力することができます。
(ユーザ様側で入力信号生成回路が必要となります。)
測定器がRS-232C測定器の場合、外部スイッチ対応トランスミッタ(TXU-RSQ)を使用して、インターバル送信ができます。(コマンド信号のある測定器に限定されます)
※ご希望の場合は「インターバル送信」と「時間間隔」を指定しご注文ください。
「インターバル送信」「データトリガ」「受信確認」の3種類は何れか1種類のみ設定可能です。
※レシーバ番号は他の機能と重複して設定できます。
トランスミッタTXG-RS/RSQは測定器の各種RS-232Cパラメータを設定し出荷しております。
従って新たな測定器に対応する場合は、TXG-RS/RSQの新規ご購入が必要となります。
USB出力タイプのDR-200UやDR-200miniもありますので、大丈夫です。 ACアダプタも不要なのでノートパソコンやタブレットにつけて軽快に移動することもできます。
- トランスミッタに測定器を接続しなくても、Cボタンを押しながらDATAボタンを押すとキャンセル信号が送信されますので、受信機の受信ランプが点灯すれば電波を受信していることがわかります。
受信ランプが点灯しない場合、下記のような可能性が考えられます。
- 接触不良(一度RS-232Cケーブル、電源ケーブルを本体よりはずしてみる)
- トランスミッタの故障ケーブルの断線等
- 長時間電源を入れっぱなしの場合、データ入力ができなくなる場合があるので、一旦電源を落とし、数分後に入れなおしてみます。
- レシーバ番号が違う。(DR-200U/Rに付属の高機能設定ソフトから[設定読込]で受信機のID番号を確認することができます。出荷時点ではレシーバ番号は「1」に設定されています。)
- 自動スリープ機能が作動している。(下記の測定器の場合はご確認ください。)
↓
〇下記のRS-232C出力付き測定器でTXG-RSをご使用の場合も、自動スリープ機能により10分以上ボタン操作がないと電源がOFFになります。その場合はDATAボタンを押すと、電源がONになります。
- ミツトヨ/ 光学データ処理システム QM-Data200
- トリモスシルバック/ テコ式インジケータS234電池BOX付
- 新潟精機/ 電子水準器レベルニック DL-S3
- ケット科学研究所/ 膜厚計 LZ-200J、膜厚計 LZ-990、膜厚計 LE-330J
- 小野測器/ 騒音計 LA-1250
- サンコー電子研究所/ デジタル膜厚計 CTR-2000Ⅲ
- ニコン/ 測定顕微鏡本体付標準カウンタ SC3-E1
- キーエンス/ 2次元レーザ変位センサLJ-Gシリーズ
- 東機産業/ 粘度計TV-33
- トリモスシルバック/ てこ式インジケータ μS234
- 東日製作所/ 増し締めトルクレンチCTB、CTBE
- クボタ/ 無線式吊ばかり表示器 KS-C7000HS
- 新潟理研測範/ デジタル水準器RDL-1
- 杉崎計器/ デジタルトルクレンチ・ドライバDSW、DSD
- マール/ ミリトロン1240
※データ送信は測定器のボタンで行って下さい。
- 通信距離が約5倍
特定小電力の2.4GHz帯を使用することで50mの通信が可能。より安定した通信を実現できます。 - 受信機にもID番号設定が可能
送信器側のID番号は従来のテレメジャーと同じ0~99の100通り、更に複数台の受信機を同一エリア内でご使用になる場合の混信を避ける為、受信機側でも1~128のID番号(レシーバ番号)を設定することができます。 最大で100×128=12800台の測定器が混信なく同時に使用することが可能です。 - 無線トリガ機能
テレメジャーII の送信器と受信機の間で双方向の通信ができます。この双方向通信機能を利用して受信機から無線によるデータ送信のトリガを行うことが可能で、送信器のボタンを押さずに測定データを無線送信することができます。この機能は、遠隔操作のほか、複数台のトランスミッタを使用して「多点同時測定」を行う場合に便利です。トランスミッタ最大16台の多点同時測定が可能です。 - 受信確認
テレメジャーII の送信器と受信機の間で双方向通信を利用して、送信データが問題なく受信したかどうかをブザー音で確認できます。 - インターバル送信
一定間隔(0.2秒~60分)で、データの自動送信をするインターバル送信ができます。
※テレメジャーII と旧テレメジャーは電波仕様が異なるため互換性はありません。
<従来のテレメジャーとの機能比較>
機能 | テレメジャーII | テレメジャー |
---|---|---|
通信距離 | 50m | 10m |
無線周波数 | 2.4GHZ(特定小電力) | 273MHz(微弱電波) |
ID番号 | 送信器:0~99/受信機:1~128 | 送信器:0~99/受信機:なし |
無線トリガ機能 | ○ | × |
受信確認 | ○ | × |
インターバル送信 | ○ | × |
ブザー音 | ○ | × |
受信機電源 | USBタイプ⇒USBバスパワー RS-232Cタイプ⇒ACアダプタ |
ACアダプタ |
規定の通信距離(50m/20m)は見通しの良い場所でのもので、送受信機の間に障害物があると距離は短くなります。
また、電波環境が悪い場合は極端に短くなることもあります。高い位置に受信機を設置すると通信距離は長くなります。
※デバイスマネージャーの表示方法はOSにより異なります。
「ポートの設定」を選択し「詳細設定」をクリックし、「COMポート番号」のプルダウンから設定範囲 (COM1~COM8) を選択します。
※ソフトウェアQCプロシリーズの通信機器設定の際には、ここで選択したCOM番号にチェックを入れます。
テレメジャーII を使用して文字入力の合否結果をQCプロに入力する場合、QCプロのメニュー画面の「コード登録」を選択し、合否情報のタブから「文字列(合格)」と文字列(不合格)」それぞれの一番初めに表示させたいコードを入力します。
通常どおり判定箇所に任意のID番号を設定し、同ID番号を設定した測定器を使用して、測定値の「0」以外を送信すると「合格」の文字が、測定値で「0」を送信すると「不合格」の文字が表示されます。
右クリックして「一括合格入力」を選べば全てのセルに「合格」と表示する事も出来ます。
送信のタイミングが完全に同時の場合、受信できない可能性があります。
約0.2秒以上あけて送信して下さい。
ミツトヨ製ハイトゲージ「HDM-30A」「HDM-60A」の古いタイプに関して、一部出力に問題が報告されています。当該ハイトゲージをご使用の場合、測定に支障はありませんが、テレメジャーに接続しても、データが正しく出力されません。
上記の件につきましては、(株)ミツトヨにて修理を行っています。
お心当たりの方は、弊社までお問い合わせください。
ハイトゲージやインジケータ・マイクロメータを台座に固定しているなど、トランスミッタ本体の送信ボタンが押しにくい場合には、外部スイッチ対応のトランスミッタ(型番:TXG-[][]Q)に取り付けたハンドスイッチなどのボタンを押してデータ送信することができます。

◆推奨する外部スイッチ


赤いランプが点灯している場合、受信機ではデータを受信していると考えられます。
受信機~パソコン~ソフトウェア間で設定などに問題がないか、以下の手順に従って原因を特定してください。
- トランスミッタに測定器を接続しなくても、Cボタンを押しながらDATAボタンを押すとキャンセル信号が送信されますので、受信機の受信ランプが点灯すれば電波を受信していることがわかります。
- 送信器の電池を確認します。(正常電圧は約3Vです。)
送信器の電池容量が少なくなると、受信機の赤いランプが点灯しても送信データがパソコンに入力されなくなります。
容量がさらに低下するとデータ送信時に「電力不足です」というメッセージが出ます。
↓ - USBポートに問題がないかどうか確認します。(受信機をUSBポートで接続している場合)
USBドライバがインストールされているかどうか確認してください。※DR-200U・DR-200miniの場合は付属のドライバをインストールしてから受信機を接続してください。
他のUSB接続製品(マウスなど)を接続しても動作しないようであれば、そのUSBポートに問題があるため、別のポートをご使用下さい。
↓ - パソコンのCOMポートの番号を確認します。
[コントロールパネル]の[デバイスマネージャ]からポート(COMとLPT)を開き、ポートを確認して下さい。
※デバイスマネージャーの表示方法はOSにより異なります。
QCプロEXの場合はExcelのメニューバーから[QCProEx]-[通信機器設定]を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れます。
QCプロの場合はメニューバーから[設定]-[通信機器設定]を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れます。
↓ - ソフトウェアの通信機器設定で選択している受信機の種類を確認します。(QCプロシリーズ使用時)
通信機器設定のプルダウンで、接続している受信機が正しく選択されているかを確認します。
例)DR-200U/Rをご使用の場合は”DR Series”です。
↓ - 有効ID範囲を確認します。(QCプロシリーズ使用時)
ソフトウェアがQCプロシリーズの場合、通信機器設定で[設定]ボタンを押して表示される有効ID範囲外のデータは受信しません。(デフォルトは0~99になっています。)
↓ - 送信器のID番号が正しく設定されているか確認します。
テレメジャーII 受信機「DR-200シリーズ」では付属ソフト「RecvMonitor」でパソコンへ出力されたデータを確認することができます。
QCプロシリーズをご使用の場合、通信モニタで受信内容が確認できます。ID番号は左から2・3桁目(Uの次)です。
↓ - ソフトウェアがQCプロEXの場合「取込開始になっているか?」「取込範囲指定は正しいか?」を確認します。
Excelの左上に「測定中」のダイアログが表示されているかどうかを確認します。
また、既に取込範囲が設定されている場合は、下図のようにExcelの名前ボックスから確認ができます。
「INTAKE01」のセルには「ID=1」のデータが入力されます。
「QCプロシリーズ」がサポートしている通信機器の種類は下記です。
- テレメジャーⅡ受信機(ベクトリックス㈱製)
・DR-200U/R/D
・DR-200mini - テレメジャー受信機
・DR-20、DR-30(ベクトリックス製:販売終了)
・μ-WAVEレシーバ02AZC740(ミツトヨ製:販売終了) - ミツトヨ製 U-Wave Receiver
- RS-232C出力付きのデジタル測定器
QCプロシリーズはテレメジャーのために開発されたソフトウェアなので、テレメジャーには最も適していると言えます。従って、セットで導入していただくのがお勧めですが、内製ソフトでテレメジャーのデータを取り込んでいるユーザ様の例もあります。
QCプロEX・QCプロEX PlusはExcelにデータを取り込むことを目的としていますが、データベース管理を目的とする場合や、操作の簡単な専用ソフトをご希望の場合にはQCプロが最適です。
また、タブレットPCでのご使用や複数品番の同時検査など場合にはアプリケーションソフトQCプロMXが適しています。
ソフトウェアの選定につきましては弊社営業部までご相談ください。
QCプロMX (11)
Excelファイルにマクロを設定してQCプロMXで読込んでも、マクロは全て無効になります。
Excelファイルでシートロックをかけても、QCプロMXの[編集]ボタンで編集有効にするとシートロックは解除されます。(セルロックをかけてもシートロックが解除されると同時にセルロックも無効になります。)また、Excelファイルににパスワードを設定しているとQCプロMXへの読込ができません。
QCプロMXを使用するパソコンにExcelがインストールされていなくてもデータの取り込みやExcelファイルへの書き出しを行うことが可能です。QCプロMXはExcel形式のファイルを読み込んで検査票を作成しますが、別のパソコンで作成したもので構いません。
一部のExcel関数は使用することができます。下記リストをご参照ください。
※デバイスマネージャーの表示方法はOSにより異なります。
「ポートの設定」を選択し「詳細設定」をクリックし、「COMポート番号」のプルダウンから設定範囲 (COM1~COM8) を選択します。
※ソフトウェアQCプロシリーズの通信機器設定の際には、ここで選択したCOM番号にチェックを入れます。
必須ではありませんが、アップデートのご提供や問題が発生した時の対応等、安心してご使用いただくために1年毎に更新していただくことを推奨いたします。
※QCプロEXには年間サポート契約はありません。
赤いランプが点灯している場合、受信機ではデータを受信していると考えられます。
受信機~パソコン~ソフトウェア間で設定などに問題がないか、以下の手順に従って原因を特定してください。
- トランスミッタに測定器を接続しなくても、Cボタンを押しながらDATAボタンを押すとキャンセル信号が送信されますので、受信機の受信ランプが点灯すれば電波を受信していることがわかります。
- 送信器の電池を確認します。(正常電圧は約3Vです。)
送信器の電池容量が少なくなると、受信機の赤いランプが点灯しても送信データがパソコンに入力されなくなります。
容量がさらに低下するとデータ送信時に「電力不足です」というメッセージが出ます。
↓ - USBポートに問題がないかどうか確認します。(受信機をUSBポートで接続している場合)
USBドライバがインストールされているかどうか確認してください。※DR-200U・DR-200miniの場合は付属のドライバをインストールしてから受信機を接続してください。
他のUSB接続製品(マウスなど)を接続しても動作しないようであれば、そのUSBポートに問題があるため、別のポートをご使用下さい。
↓ - パソコンのCOMポートの番号を確認します。
[コントロールパネル]の[デバイスマネージャ]からポート(COMとLPT)を開き、ポートを確認して下さい。
※デバイスマネージャーの表示方法はOSにより異なります。
QCプロEXの場合はExcelのメニューバーから[QCProEx]-[通信機器設定]を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れます。
QCプロの場合はメニューバーから[設定]-[通信機器設定]を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れます。
↓ - ソフトウェアの通信機器設定で選択している受信機の種類を確認します。(QCプロシリーズ使用時)
通信機器設定のプルダウンで、接続している受信機が正しく選択されているかを確認します。
例)DR-200U/Rをご使用の場合は”DR Series”です。
↓ - 有効ID範囲を確認します。(QCプロシリーズ使用時)
ソフトウェアがQCプロシリーズの場合、通信機器設定で[設定]ボタンを押して表示される有効ID範囲外のデータは受信しません。(デフォルトは0~99になっています。)
↓ - 送信器のID番号が正しく設定されているか確認します。
テレメジャーII 受信機「DR-200シリーズ」では付属ソフト「RecvMonitor」でパソコンへ出力されたデータを確認することができます。
QCプロシリーズをご使用の場合、通信モニタで受信内容が確認できます。ID番号は左から2・3桁目(Uの次)です。
↓ - ソフトウェアがQCプロEXの場合「取込開始になっているか?」「取込範囲指定は正しいか?」を確認します。
Excelの左上に「測定中」のダイアログが表示されているかどうかを確認します。
また、既に取込範囲が設定されている場合は、下図のようにExcelの名前ボックスから確認ができます。
「INTAKE01」のセルには「ID=1」のデータが入力されます。
インストールフォルダ(通常はProgramFiles\Vectrix)に書込み権限を与えて下さい。
※プロパティ→セキュリティ→Everyoneを追加してフルコントロールにする。
また、システム管理者がファイルの書込みなどに機能制限をかけている場合は、制限解除をしてもらってください。
「QCプロシリーズ」がサポートしている通信機器の種類は下記です。
- テレメジャーⅡ受信機(ベクトリックス㈱製)
・DR-200U/R/D
・DR-200mini - テレメジャー受信機
・DR-20、DR-30(ベクトリックス製:販売終了)
・μ-WAVEレシーバ02AZC740(ミツトヨ製:販売終了) - ミツトヨ製 U-Wave Receiver
- RS-232C出力付きのデジタル測定器
QCプロシリーズはテレメジャーのために開発されたソフトウェアなので、テレメジャーには最も適していると言えます。従って、セットで導入していただくのがお勧めですが、内製ソフトでテレメジャーのデータを取り込んでいるユーザ様の例もあります。
QCプロEX・QCプロEX PlusはExcelにデータを取り込むことを目的としていますが、データベース管理を目的とする場合や、操作の簡単な専用ソフトをご希望の場合にはQCプロが最適です。
また、タブレットPCでのご使用や複数品番の同時検査など場合にはアプリケーションソフトQCプロMXが適しています。
ソフトウェアの選定につきましては弊社営業部までご相談ください。
新しいパソコンにインストールしてソフトウェアを起動するとパスワード入力画面が現れます。
パスワードを入力しないと試用期間経過後に使用できなくなりますので、下記リンクよりパスワード再発行申請をお願いいたします。
QCプロEX Plus (20)
【取込範囲の変更】
すでに設定されているID番号で取込範囲を再設定すると、再設定された範囲がそのIDに対応する新たな取込範囲に変更されます。
【取込範囲の削除】
Exelのメニューから[数式]タブを選択し、[名前の管理]をクリックすると、定義された名前のリストが表示されます。削除したい名前(取込範囲)を選択して[削除(D)]ボタンを押します。
Excelファイルのシート名が『検査表』『判定条件』『判定箇所』となっていることを確認してください。
シート名が正しい場合、判定条件が正しく記入されているか下記をチェックして下さい。
- 判定箇所シートの取込範囲にセルに、判定条件を設定した「箇所番号」を入れているか?
- 判定条件を測定精度から下の公差まで全て埋めているか?
※設定方法の詳細は取扱説明書「判定条件の設定」でご確認下さい。
Excelで作成した帳票であれば、そのまま使用可能です。
これまで使用していた帳票のセルにID番号を割り付けることで、取り込むセルを指定できますので、過去の帳票も有効に活用していただけます。
赤いランプが点灯している場合、受信機ではデータを受信していると考えられます。
受信機~パソコン~ソフトウェア間で設定などに問題がないか、以下の手順に従って原因を特定してください。
- トランスミッタに測定器を接続しなくても、Cボタンを押しながらDATAボタンを押すとキャンセル信号が送信されますので、受信機の受信ランプが点灯すれば電波を受信していることがわかります。
- 送信器の電池を確認します。(正常電圧は約3Vです。)
送信器の電池容量が少なくなると、受信機の赤いランプが点灯しても送信データがパソコンに入力されなくなります。
容量がさらに低下するとデータ送信時に「電力不足です」というメッセージが出ます。
↓ - USBポートに問題がないかどうか確認します。(受信機をUSBポートで接続している場合)
USBドライバがインストールされているかどうか確認してください。※DR-200U・DR-200miniの場合は付属のドライバをインストールしてから受信機を接続してください。
他のUSB接続製品(マウスなど)を接続しても動作しないようであれば、そのUSBポートに問題があるため、別のポートをご使用下さい。
↓ - パソコンのCOMポートの番号を確認します。
[コントロールパネル]の[デバイスマネージャ]からポート(COMとLPT)を開き、ポートを確認して下さい。
※デバイスマネージャーの表示方法はOSにより異なります。
QCプロEXの場合はExcelのメニューバーから[QCProEx]-[通信機器設定]を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れます。
QCプロの場合はメニューバーから[設定]-[通信機器設定]を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れます。
↓ - ソフトウェアの通信機器設定で選択している受信機の種類を確認します。(QCプロシリーズ使用時)
通信機器設定のプルダウンで、接続している受信機が正しく選択されているかを確認します。
例)DR-200U/Rをご使用の場合は”DR Series”です。
↓ - 有効ID範囲を確認します。(QCプロシリーズ使用時)
ソフトウェアがQCプロシリーズの場合、通信機器設定で[設定]ボタンを押して表示される有効ID範囲外のデータは受信しません。(デフォルトは0~99になっています。)
↓ - 送信器のID番号が正しく設定されているか確認します。
テレメジャーII 受信機「DR-200シリーズ」では付属ソフト「RecvMonitor」でパソコンへ出力されたデータを確認することができます。
QCプロシリーズをご使用の場合、通信モニタで受信内容が確認できます。ID番号は左から2・3桁目(Uの次)です。
↓ - ソフトウェアがQCプロEXの場合「取込開始になっているか?」「取込範囲指定は正しいか?」を確認します。
Excelの左上に「測定中」のダイアログが表示されているかどうかを確認します。
また、既に取込範囲が設定されている場合は、下図のようにExcelの名前ボックスから確認ができます。
「INTAKE01」のセルには「ID=1」のデータが入力されます。
インストールフォルダ(通常はProgramFiles\Vectrix)に書込み権限を与えて下さい。
※プロパティ→セキュリティ→Everyoneを追加してフルコントロールにする。
また、システム管理者がファイルの書込みなどに機能制限をかけている場合は、制限解除をしてもらってください。
あらかじめ公差などを設定することでパソコンの音と赤文字で合否判定ができます。
またIDごとに判定音の設定もできます。
判定条件で「基準値と公差の数値が精度に合っているか?」「下の公差にマイナスが付いているか?」をご確認下さい。
判定条件の変更はメニューの「判定条件」から行って下さい。
QCプロEX Plusのインストール環境は製品情報の動作環境と制限事項でご確認お願い致します。
「QCプロシリーズ」がサポートしている通信機器の種類は下記です。
- テレメジャーⅡ受信機(ベクトリックス㈱製)
・DR-200U/R/D
・DR-200mini - テレメジャー受信機
・DR-20、DR-30(ベクトリックス製:販売終了)
・μ-WAVEレシーバ02AZC740(ミツトヨ製:販売終了) - ミツトヨ製 U-Wave Receiver
- RS-232C出力付きのデジタル測定器
QCプロシリーズはテレメジャーのために開発されたソフトウェアなので、テレメジャーには最も適していると言えます。従って、セットで導入していただくのがお勧めですが、内製ソフトでテレメジャーのデータを取り込んでいるユーザ様の例もあります。
QCプロEX・QCプロEX PlusはExcelにデータを取り込むことを目的としていますが、データベース管理を目的とする場合や、操作の簡単な専用ソフトをご希望の場合にはQCプロが最適です。
また、タブレットPCでのご使用や複数品番の同時検査など場合にはアプリケーションソフトQCプロMXが適しています。
ソフトウェアの選定につきましては弊社営業部までご相談ください。
ソフトウェア1本につき1ライセンス(1PC)ですので、インストールは1台のみでお願いします。
移設などの際にはパスワード再発行の申請を行ってください。
※複数ユーザー販売はしておりませんので、追加購入をお願い致します。
一度設定して保存すれば、ファイルに記憶されますので変更をかけなければ毎回の設定は必要ありません。
指定した取込範囲には「INTAKE○○」という範囲名が付けられます。Excelの数式タブから[名前の管理]をクリックするとダイアログが表示されますが、このとき参照範囲に実際に指定できる文字数が約230文字までとなります。
この範囲を超えて取込範囲を設定したい場合は、取込用のシートを別に作成し、Excel関数で印刷用のシートに数値が入るように設定する方法もあります。但し、関数で入力した場合は合否判定はできません。
COMの設定が違っています。
[コントロールパネル]-[デバイスマネージャ]よりポート(COMとLPT)を開き、ポートを確認して下さい。※デバイスマネージャーの表示方法はOSにより異なります。
Excelのメニューバーの「QCProEx(M)」の「通信機器設定(T)」を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れた後、プルダウンから受信機を選択します。
※[Ctrl]キー押下による繰り返し回数は、Excelの機能による制限があります↓
指定した取込範囲には「INTAKE○○」という範囲名が付けられます。
Excelの数式タブから[名前の管理]をクリックするとダイアログが表示されますが、その参照範囲に実際に指定できる文字数が約230文字までとなります。
新しいパソコンにインストールしてソフトウェアを起動するとパスワード入力画面が現れます。
パスワードを入力しないと試用期間経過後に使用できなくなりますので、下記リンクよりパスワード再発行申請をお願いいたします。
メニューの「判定音設定」で、オリジナルのWAVファイルを選択します。
※WAV形式以外は対応していません。
QCプロEXはデータを受信すると、設定されたID番号の取込み順に空いているセルを探し、
そのセルにカーソルが移動して入力される仕様になっています。
データを受信するまで次のデータのID番号が分からないので
入力予定の位置にカーソルを自動的に移動させることはできません。
QCプロEX (35)
【取込範囲の変更】
すでに設定されているID番号で取込範囲を再設定すると、再設定された範囲がそのIDに対応する新たな取込範囲に変更されます。
【取込範囲の削除】
Exelのメニューから[数式]タブを選択し、[名前の管理]をクリックすると、定義された名前のリストが表示されます。削除したい名前(取込範囲)を選択して[削除(D)]ボタンを押します。
「QCプロEX」はExcelアドインソフトなので、Excelで作成した帳票であれば、そのまま使用可能です。
これまで使用していた帳票のセルにID番号を割り付けることで、取り込むセルを指定できますので、過去の帳票も有効に活用していただけます。
あらかじめ公差などを設定することでパソコンの音と赤文字で合否判定ができます。
またIDごとに判定音の設定もできます。
判定条件で「基準値と公差の数値が精度に合っているか?」「下の公差にマイナスが付いているか?」をご確認下さい。
判定条件の変更は「QCProEX」メニューの「判定条件の設定/変更」から行って下さい。
Excelのメニューから[ツール(T)]-[マクロ(M)]-[セキュリティ(S)]を選択し、[信頼できる発行元]タブの『組み込み済みのアドインとテンプレートをすべて信頼する』にチェックしてください。
QCプロEXのインストール環境は製品情報の動作環境と制限事項でご確認お願い致します。
ソフトウェア1本につき1ライセンス(1PC)ですので、インストールは1台のみでお願いします。
移設などの際にはパスワード再発行の申請を行ってください。
※複数ユーザー販売はしておりませんので、追加購入をお願い致します。
正しくインストールされていない場合や、一旦インストールしたがアドイン登録を残したままアンインストールした場合などに表示されます。
その際は「アドイン」から「QCProEX」のチェックを外してから、アンインストール→再インストールしてください。
正しいパスワードが登録されてないのが原因です。下記の手順でパスワードを正しく登録し直してください。
- アドインからから「QCProEX」のチェックを外してアンインストールします。
- 再インストールします。
- パスワード画面のIDが前回と同じなら、そのIDで発行されたパスワードを入力します。
その際、インストールフォルダ(通常はProgramFiles\Vectrix)に書込み権限を与えて下さい。
※プロパティ→セキュリティ→Everyoneを追加してフルコントロールにする。 - IDが違う場合は、お手数ですが弊社までお問合せ下さい。
※デバイスマネージャーの表示方法はOSにより異なります。
「ポートの設定」を選択し「詳細設定」をクリックし、「COMポート番号」のプルダウンから設定範囲 (COM1~COM8) を選択します。
※ソフトウェアQCプロシリーズの通信機器設定の際には、ここで選択したCOM番号にチェックを入れます。
アドイン登録を外さないで、アンインストールしたときなどに起きる現象です。
[アドイン]から一旦チェックを外して、Excelを再起動し、 もう一度アドイン登録をします。メニューの[QCProEX]-[判定音の設定/変更(P)]で、オリジナルのWAVファイルを選択します。
※WAV形式以外は対応していません。
関数の入ったセルについては、QCプロEXでは判定できません。Excelの機能をご使用下さい。
Excel(2010~)のセキュリティ設定によっては「実行時エラー5」が表示され利用できない場合があります。
下記より手順書(PDF)をダウンロードしてセキュリティ内容を確認・変更してください。
↓
Excel セキュリティ設定方法
QCプロはデータベース型なので、豊富な検索機能をはじめ、ほとんどの操作が選択形式での操作で、初めての方でも操作が簡単です。データベースなので、蓄積されたデータを有効に活用できます。
<QCプロの特徴>
- 専用ソフトなのでパソコンに不慣れでも簡単に操作できる
- 長期間の大量なデータをコンパクトに保存
- 検索機能とのセットでトレーサビリティのしやすい管理ができる
- 参照登録機能を使えば初期登録も簡単で、測定準備がスピーディー
- 英語・中国語・韓国語の検査成績表にも瞬時に切り替えができる
- ヒストグラムやXbar管理図等も瞬時に作成(オプション)
- パトライト対応(オプション)
QCプロEXは測定データをエクセルシートに直接取り込むためのソフトウェアです。
エクセルアドインソフトなので、エクセルで作成した帳票であればそのまま使用が可能です。
これまで使用していた帳票のセルにID番号を割り付けることで、
取り込むセルを指定できますので、過去の帳票も有効に活用していただけます。
但し、テレメジャーなどで測定データをエクセルシートに取り込むことに特化したソフトウェアですので、テレメジャーなしでのご使用はあまり意味がありません。
<QCプロEXの特徴>
- エクセルを使用するので操作が簡単
- 音と画面の自動判定で、合否が瞬時に確認できる
- 全てのテレメジャー受信機に対応
QCプロEXが、測定器からPCへのデータ取り込みを主な目的としているのに対して、QCプロは蓄積したデータを有効活用することを主な目的としています。
※多数のクライアント接続したり、クライアントごとに機能制限をする場合などはQCプロCS がお勧めです。
Excelファイルのシート名が『検査表』『判定条件』『判定箇所』となっていることを確認してください。
シート名が正しい場合、判定条件が正しく記入されているか下記をチェックして下さい。
- 判定箇所シートの取込範囲にセルに、判定条件を設定した「箇所番号」を入れているか?
- 判定条件を測定精度から下の公差まで全て埋めているか?
※設定方法の詳細は取扱説明書「判定条件の設定」でご確認下さい。
QCプロの画面に検査成績表として表示された内容とまったく同じ内容で、Excelのワークシートとして出力できます。 検査成績表に貼り付けた図面も一緒に変換されます。
検査成績表をExcelファイルとして出力し、Excelのマクロを用いて自社独自のデータ解析を行っている事例もあります。
原因は1つではありませんが、主に参照先に関するのエラーだと思われます。
下記の報告事例を参考に対処をお願いします。
- Excelシート上の取込範囲が重複している → FAQの「QCプロEXの取込範囲を修正・削除したい」をご参照ください。
- マクロを作成後、参照先の名前や場所を変更した → マクロの参照先などを確認して修 正してください。
- シートに保護がかかっている → シートの保護を解除してください。
「実行時エラー50290」は受信器(DRシリーズ)からのデータをQCプロEXが受信し空白セルを探して登録処理を行う際に、前回の処理がまだ終わっていないのに次のデータを受信した場合のエラーです。この場合には次のような対策が考えられます。
- データ間隔を長くする。
- 高性能なPCを利用する。
- データを入力するExcelシートを単純にする。(マクロや計算式を利用しない)
QCプロEXのアドイン登録操作中に「次の非表示モジュール内でコンパイル エラーが発生しました」というエラーメッセージが出る場合、ご使用のExcelが64bit版の可能性があります。
QCプロEX Ver.4はExcel 32bit版のみの対応となっておりますので、Excelが64bit版になっている場合は32bit版で再インストールしてください。
→「Officeのインストールで64 ビット版または 32 ビット版の Office を選択する」(外部サイト)
※OS (Windows)の64bit版には対応しております。
Excel 32bit版/64bit版のご確認方法
※Microsoft Office 2019よりインストール時のデフォルト設定が64bit版になっています。
- Excel2013またはExcel2016、2019を起動します。
- 「ファイル」タグを押して、表示されたダイアログ左側のリストより「アカウント」を選択します。
- 表示された右側画面より「Microsoft Excelのバージョン情報」横の「?」をクリックします。
- 「Microsoft Excelのバージョン情報」ダイアログが表示されます。先頭行の内容をご参照ください。
32bit版:「Microsoft Excel2013 xxxx.xxxx.xxxx 32ビット」と表示されます。
64bit版:「Microsoft Excel2013 xxxx.xxxx.xxxx 64ビット」と表示されます。
(xxxx は詳細バージョン番号)
■Excel2010の場合
- Excel2010を起動します。
- 「ファイル」タグを押して、表示されたダイアログ左側のリストより「ヘルプ」を選択します。
- 表示された右側画面より「Microsoft Excelのバージョン情報」欄下の内容を確認します。
32bit版:「14.0.xxxx.xxxx(32ビット)」と表示されます。
64bit版:「14.0.xxxx.xxxx(64ビット)」と表示されます。(xxxx は詳細バージョン番号)
Excel 32bit版/64bit版のご確認方法
■Excel2013/2016/2019の場合
※Microsoft Office 2019よりインストール時のデフォルト設定が64bit版になっています。
- Excel2013またはExcel2016、2019を起動します。
- 「ファイル」タグを押して、表示されたダイアログ左側のリストより「アカウント」を選択します。
- 表示された右側画面より「Microsoft Excelのバージョン情報」横の「?」をクリックします。
- 「Microsoft Excelのバージョン情報」ダイアログが表示されます。先頭行の内容をご参照ください。
32bit版:「Microsoft Excel2013 xxxx.xxxx.xxxx 32ビット」と表示されます。
64bit版:「Microsoft Excel2013 xxxx.xxxx.xxxx 64ビット」と表示されます。
(xxxx は詳細バージョン番号)
■Excel2010の場合
- Excel2010を起動します。
- 「ファイル」タグを押して、表示されたダイアログ左側のリストより「ヘルプ」を選択します。
- 表示された右側画面より「Microsoft Excelのバージョン情報」欄下の内容を確認します。
32bit版:「14.0.xxxx.xxxx(32ビット)」と表示されます。
64bit版:「14.0.xxxx.xxxx(64ビット)」と表示されます。(xxxx は詳細バージョン番号)
お使いのExcelが2010以前の場合は32bit版でご利用いただく様お願いいたします。
(QCプロEX Ver.4以前は全てのExcelで64bit版には対応しておりません。)
赤いランプが点灯している場合、受信機ではデータを受信していると考えられます。
受信機~パソコン~ソフトウェア間で設定などに問題がないか、以下の手順に従って原因を特定してください。
- トランスミッタに測定器を接続しなくても、Cボタンを押しながらDATAボタンを押すとキャンセル信号が送信されますので、受信機の受信ランプが点灯すれば電波を受信していることがわかります。
- 送信器の電池を確認します。(正常電圧は約3Vです。)
送信器の電池容量が少なくなると、受信機の赤いランプが点灯しても送信データがパソコンに入力されなくなります。
容量がさらに低下するとデータ送信時に「電力不足です」というメッセージが出ます。
↓ - USBポートに問題がないかどうか確認します。(受信機をUSBポートで接続している場合)
USBドライバがインストールされているかどうか確認してください。※DR-200U・DR-200miniの場合は付属のドライバをインストールしてから受信機を接続してください。
他のUSB接続製品(マウスなど)を接続しても動作しないようであれば、そのUSBポートに問題があるため、別のポートをご使用下さい。
↓ - パソコンのCOMポートの番号を確認します。
[コントロールパネル]の[デバイスマネージャ]からポート(COMとLPT)を開き、ポートを確認して下さい。
※デバイスマネージャーの表示方法はOSにより異なります。
QCプロEXの場合はExcelのメニューバーから[QCProEx]-[通信機器設定]を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れます。
QCプロの場合はメニューバーから[設定]-[通信機器設定]を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れます。
↓ - ソフトウェアの通信機器設定で選択している受信機の種類を確認します。(QCプロシリーズ使用時)
通信機器設定のプルダウンで、接続している受信機が正しく選択されているかを確認します。
例)DR-200U/Rをご使用の場合は”DR Series”です。
↓ - 有効ID範囲を確認します。(QCプロシリーズ使用時)
ソフトウェアがQCプロシリーズの場合、通信機器設定で[設定]ボタンを押して表示される有効ID範囲外のデータは受信しません。(デフォルトは0~99になっています。)
↓ - 送信器のID番号が正しく設定されているか確認します。
テレメジャーII 受信機「DR-200シリーズ」では付属ソフト「RecvMonitor」でパソコンへ出力されたデータを確認することができます。
QCプロシリーズをご使用の場合、通信モニタで受信内容が確認できます。ID番号は左から2・3桁目(Uの次)です。
↓ - ソフトウェアがQCプロEXの場合「取込開始になっているか?」「取込範囲指定は正しいか?」を確認します。
Excelの左上に「測定中」のダイアログが表示されているかどうかを確認します。
また、既に取込範囲が設定されている場合は、下図のようにExcelの名前ボックスから確認ができます。
「INTAKE01」のセルには「ID=1」のデータが入力されます。
インストールフォルダ(通常はProgramFiles\Vectrix)に書込み権限を与えて下さい。
※プロパティ→セキュリティ→Everyoneを追加してフルコントロールにする。
また、システム管理者がファイルの書込みなどに機能制限をかけている場合は、制限解除をしてもらってください。
「QCプロシリーズ」がサポートしている通信機器の種類は下記です。
- テレメジャーⅡ受信機(ベクトリックス㈱製)
・DR-200U/R/D
・DR-200mini - テレメジャー受信機
・DR-20、DR-30(ベクトリックス製:販売終了)
・μ-WAVEレシーバ02AZC740(ミツトヨ製:販売終了) - ミツトヨ製 U-Wave Receiver
- RS-232C出力付きのデジタル測定器
QCプロシリーズはテレメジャーのために開発されたソフトウェアなので、テレメジャーには最も適していると言えます。従って、セットで導入していただくのがお勧めですが、内製ソフトでテレメジャーのデータを取り込んでいるユーザ様の例もあります。
QCプロEX・QCプロEX PlusはExcelにデータを取り込むことを目的としていますが、データベース管理を目的とする場合や、操作の簡単な専用ソフトをご希望の場合にはQCプロが最適です。
また、タブレットPCでのご使用や複数品番の同時検査など場合にはアプリケーションソフトQCプロMXが適しています。
ソフトウェアの選定につきましては弊社営業部までご相談ください。
一度設定して保存すれば、ファイルに記憶されますので変更をかけなければ毎回の設定は必要ありません。
指定した取込範囲には「INTAKE○○」という範囲名が付けられます。Excelの数式タブから[名前の管理]をクリックするとダイアログが表示されますが、このとき参照範囲に実際に指定できる文字数が約230文字までとなります。
この範囲を超えて取込範囲を設定したい場合は、取込用のシートを別に作成し、Excel関数で印刷用のシートに数値が入るように設定する方法もあります。但し、関数で入力した場合は合否判定はできません。
COMの設定が違っています。
[コントロールパネル]-[デバイスマネージャ]よりポート(COMとLPT)を開き、ポートを確認して下さい。※デバイスマネージャーの表示方法はOSにより異なります。
Excelのメニューバーの「QCProEx(M)」の「通信機器設定(T)」を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れた後、プルダウンから受信機を選択します。
※[Ctrl]キー押下による繰り返し回数は、Excelの機能による制限があります↓
指定した取込範囲には「INTAKE○○」という範囲名が付けられます。
Excelの数式タブから[名前の管理]をクリックするとダイアログが表示されますが、その参照範囲に実際に指定できる文字数が約230文字までとなります。
新しいパソコンにインストールしてソフトウェアを起動するとパスワード入力画面が現れます。
パスワードを入力しないと試用期間経過後に使用できなくなりますので、下記リンクよりパスワード再発行申請をお願いいたします。
QCプロEXはデータを受信すると、設定されたID番号の取込み順に空いているセルを探し、
そのセルにカーソルが移動して入力される仕様になっています。
データを受信するまで次のデータのID番号が分からないので
入力予定の位置にカーソルを自動的に移動させることはできません。
QCプロCX (12)
特に制限はありません。測定器コードによって管理されますが、日本語ではなく分かりやすい記号の入力を推奨いたします。
個々の測定器の校正時にどの基準ゲージで構成したのかを登録できます。
外部からの校正証明やトレーサビリティ等をPDF等で登録して紐づけが出来ます。
月ごとにどの部門にどれだけの校正をしなければならないのかを回収指示書で知らせることが出来ます。
計測器情報に「廃棄」の状態で廃棄日とともに管理が可能です。過去の校正記録も記憶されます。
測定器と基準ゲージを結びつけ測定器だけでなく基準ゲージも購入時からの校正記録が管理できます。
Excelでレイアウトを決めて発行することが出来ます。
特に制限はありません。
※データベース(SQL Server)のライセンスが必要になる場合がございます。
重さ、温度、湿度などの数値で校正するものは可能です。
随時ソフトのアップデートやバージョンアップを行います。
ご要望があればお気軽にご連絡をください。
現在のところデモ機の貸し出しは行っていませんが、営業担当が訪問してデモ実演をすることは可能です。
JIS Q 17025では試験の正確さの要求などの技術的な能力の高さを必要としますが、本ソフトウェアは試験の結果を管理し校正漏れなどを防ぐ用途となっています。
QCプロ (52)
QCプロの推奨パソコンにつきましては製品情報の動作環境と制限事項をご参照ください。
規格編集の表示モード項目を「文字」に設定してください。
QCプロの「データ管理」を起動して、データベースに正しく接続する必要があります。 初期設定タブのサーバ情報及び接続ユーザ情報が間違っていないかを確認して[接続確認]ボタンで正しく接続ができるかどうか確認をしてください。
詳しくは、取扱説明書2.1「QCプロの初期登録-データベース接続」をご参照ください。
検索方法が「完全一致」になっていると完全に正しい製品番号を入力しないと検索されません。 登録された製品番号の最後にスペースが付加されている場合もありますので、「前方一致」または「部分一致」を選択して検索を行ってください。
1製品に最大100個まで登録することができます。
測定画面のメニューから[設定]ー[オプション]を選択制、オプション画面の「システム設定」タブの『1製品で複数図面を登録する』にチェックを入れます。
その後、[製品修正]の図面の項目で[登録]ボタンをクリックすると、複数図面を登録できます。
※Ver.703-001以降のバージョンでは、測定箇所ごとに登録した図面が表示される機能が追加されています。
タイトル、コード登録はデータベースに保存されているため、1つのデータベースを共有する場合は問題ありません。
各々のパソコンにデータベースを作成した場合は、オプションソフト(別売)の「データ書出読込」を使用すれば、登録したデータをXML形式のファイルに変換して、コピー先のパソコンにXML形式で読込み、保存することができます。
※デバイスマネージャーの表示方法はOSにより異なります。
「ポートの設定」を選択し「詳細設定」をクリックし、「COMポート番号」のプルダウンから設定範囲 (COM1~COM8) を選択します。
※ソフトウェアQCプロシリーズの通信機器設定の際には、ここで選択したCOM番号にチェックを入れます。
QCプロはデータベース型なので、豊富な検索機能をはじめ、ほとんどの操作が選択形式での操作で、初めての方でも操作が簡単です。データベースなので、蓄積されたデータを有効に活用できます。
<QCプロの特徴>
- 専用ソフトなのでパソコンに不慣れでも簡単に操作できる
- 長期間の大量なデータをコンパクトに保存
- 検索機能とのセットでトレーサビリティのしやすい管理ができる
- 参照登録機能を使えば初期登録も簡単で、測定準備がスピーディー
- 英語・中国語・韓国語の検査成績表にも瞬時に切り替えができる
- ヒストグラムやXbar管理図等も瞬時に作成(オプション)
- パトライト対応(オプション)
QCプロEXは測定データをエクセルシートに直接取り込むためのソフトウェアです。
エクセルアドインソフトなので、エクセルで作成した帳票であればそのまま使用が可能です。
これまで使用していた帳票のセルにID番号を割り付けることで、
取り込むセルを指定できますので、過去の帳票も有効に活用していただけます。
但し、テレメジャーなどで測定データをエクセルシートに取り込むことに特化したソフトウェアですので、テレメジャーなしでのご使用はあまり意味がありません。
<QCプロEXの特徴>
- エクセルを使用するので操作が簡単
- 音と画面の自動判定で、合否が瞬時に確認できる
- 全てのテレメジャー受信機に対応
QCプロEXが、測定器からPCへのデータ取り込みを主な目的としているのに対して、QCプロは蓄積したデータを有効活用することを主な目的としています。
※多数のクライアント接続したり、クライアントごとに機能制限をする場合などはQCプロCS がお勧めです。
規格情報の表示モード項目を「相対値」に設定すれば、基準値との差が入力されます。
(「絶対値」に設定していると測定した数値がそのまま入力されます。)
選択したロットに測定値データがない場合に表示されます。
選択したすべてのロットの測定データ数が2個以上ない場合に表示されます。
規格の登録画面で社外規格として「基準値」「上許容差」「下許容差」、社内規格として「上管理値」「下管理値」をそれぞれ登録してください。
社内外のどちらを優先するかは、上方メニューの「設定」-「オプション」-「システム設定」-「合否判定基準」で選択してください。
測定データの合否判定では、音と色で判別ができます。
測定画面の[設定]ー[オプション]でオプション画面を開き、[端末設定]-[データ更新方法]を『一括更新』に変更してください。
測定データの入力毎にデータベースの更新を行いませんので反応が速くなります。
ただし、測定データ入力完了後はツールバーの「データ保存」を押す必要があります。
複数のパソコンをネットワーク接続すると、QCプロの測定データベースや検査成績表のフォーマット、挿入図面などを共有することができます。
■データベースのあるPCの設定(他PCから接続できるように設定する方法)
※詳細はインストールマニュアルをご参照ください。
①スタートメニューから[すべてのプログラム]→[Microsoft SQL Server 20**]→[構成ツール]→[SQL Server 構成マネージャ]を選択ます。[SQL Server 20** のサービス]を選択し、右側の[SQL Server Browser]を右クリックしてプロパティを選択します。
②プロパティ画面のサービスタブを選択し、開始モードを自動として[OK]ボタンを押下します。
③ [SQL Server Browser]を右クリックして、[開始]ボタンを選択して起動します。
④左側の[SQL Server ネットワーク構成]→[QCPROのプロトコル]を選択し、[名前付きパイプ]を右クリックして有効化を選択し、[OK]ボタンを押下します。
同様に[TCP/IP]を右クリックしてプロパティを選択して、[ IPアドレス]タブのすべての有効に[はい] 、TCP ポートに1433 を入力して[OK]ボタンを押下します。⑤コンピュータを再起動します。
■Windowsファイアウォールで接続を許可する方法
※詳細はインストールマニュアルをご参照ください。
※Windows10で解説しています。(OSによって表示が異なります。)
① [コントロールパネル]-[システムセキュリティ]-[Windowsファイアウォール]を選択し、[詳細設定]をクリックします。
②左側のツリービューの[受信の規則]ノードをクリックした後、右側の操作エリアの[新しい規制]をクリックします。
③[新規の受信の規則ウィザード]ダイアログが表示されたら、種類タブで[ポート]を選択して[次へ]をクリックします。
④ [TCP]を選択し、特定のローカルポートに「1433」と入力して[次へ]ボタンをクリックします。
⑤[接続を許可する]を選択し[次へ]ボタンをクリックします。
⑥[ドメイン]、[プライベート]、[パブリック]にチェックを入れて、[次へ]ボタンをクリックします。⑦名前を付けた後、[完了]ボタンをクリックします。(名前の例…QCPRO TCP 1433)
さらににUDPポート1433、TCPポート1434、UDPポート1434をを許可する必要がありますので、②に戻ってポートの追加を繰り返し行ってください。⑧すべてのポートの接続許可が完了し、[OK]ボタンを押して画面を閉じコンピュータを再起動したら完了です。
■クライアントからの接続方法
[データ管理]の画面でサーバ名にデータベースのあるPCの(IPアドレス)+「¥(半角)」+(サーバ名)を入力してください。 ※その他の設定はスタンドアロン接続の時と同様です。
■その他
ウィルスソフトによる設定が必要になる場合があります。
メニューの[設定]-[オプション]-[測定設定]で「安定状態判定」の各項目にチェックを入れると、制限を超えた場合にアラームが鳴ります。
測定データは、データベース形式で保存されます。
データベースはマイクロソフト社の「SQL Server」を利用しています。
検査ロット数や測定箇所数により異なりますが、毎日100ロットの検査で測定箇所=15~16箇所、箇所ごとの測定サンプル数=10個の場合、1年間で約500~600MB程度のデータ容量になります。
現在販売されているウィンドウズパソコンであれば、長期間のデータをハードディスクへ保存しても容量的には問題ないと考えられます。
(QCプロの推奨パソコンにつきましては製品情報の動作環境と制限事項をご参照ください。)
ただし、システムの安全性のためにはあまり大量のデータをパソコンのハードディスクへ長期間保存することはお勧めできません。
帳票の任意の場所に図面の挿入が可能です。
QCプロの検査成績表のレイアウトはExcelで規定の帳票コマンドを挿入するだけでが作成できますが、図面用のコマンドも用意されています。
「QCプロ」が対応しているデータ形式は、DXF(制限付き)、BMP、WMF、EMF、GIF、JPGの6種類です。
お客様が指定した様式の検査成績表がExcel形式であれば、指定された帳票コマンドをセルに挿入するだけで簡単に作成できます。
検査成績表に挿入する図面も任意の場所・大きさの指定ができるので、複雑で大きな図面も正確に検査成績表に印刷できます。
QCプロの画面に表示されている管理項目名は「タイトル登録」機能を使い、自由に変更が可能です。
※QCプロを使用中に管理項目を変更するとデータとのマッチングができなくなりますので、初期設定時に登録して頂きます。
QCプロの基本ソフトを導入した後でもオプションソフトは追加購入できます。
QCプロはパッケージソフトですが、ご要望に合わせてカスタマイズすることができます。
仕様・価格等につきましては弊社営業部までご相談下さい。
日付情報の固定はできません。
「ロット登録」で入力する「製造年月日」と「測定年月日」と「最終更新日」の内、「測定年月日」と「最終更新日」はデータベースの更新によって日付が変化します。
製品の加工工程の日付など登録時の日付を情報として固定したい場合は、備考やメモなどのテキスト欄に入力し管理して下さい。
テレメジャーII を使用して文字入力の合否結果をQCプロに入力する場合、QCプロのメニュー画面の「コード登録」を選択し、合否情報のタブから「文字列(合格)」と文字列(不合格)」それぞれの一番初めに表示させたいコードを入力します。
通常どおり判定箇所に任意のID番号を設定し、同ID番号を設定した測定器を使用して、測定値の「0」以外を送信すると「合格」の文字が、測定値で「0」を送信すると「不合格」の文字が表示されます。
右クリックして「一括合格入力」を選べば全てのセルに「合格」と表示する事も出来ます。
QCプロのメニューで[オプション]-[印刷設定]を選択し、「用紙サイズに合わせて印刷する」にチェックを入れると自動で用紙に合わせることができます。
また、チェックがついていない場合、メニューの[印刷]-[EXCEL編集]からExcelファイルを開き、Excelのページ設定をすることでもQCプロの帳票印刷に反映させることができます。
※設定を変更したExcelファイルは上書き保存をして、QCプロの「印刷データ更新ボタン」をクリックしてください。
QCプロの検索順序は「製品情報」→「ロット情報」となっており、ダイレクトにロットから検索をすると登録されている全製品・全ロットをサーチするので、登録数が多いと時間がかかります。検索時間を短縮したい場合は、製品からの検索を行ってみてください。
※検索の所要時間はパソコンのスペックにも関係していますのでCPU・メモリ等もご確認ください。
必須ではありませんが、アップデートのご提供や問題が発生した時の対応等、安心してご使用いただくために1年毎に更新していただくことを推奨いたします。
※QCプロEXには年間サポート契約はありません。
製品・ロット選択画面での選定時に使用可能です。
ただし製品・ロット選択画面までは立ち上げておく必要があります。
QCプロではExcelに書き出すことは出来ますが、自動で読み込むことは出来ません。手作業でのコピー&ペーストが必要です。
QCプロの新規インストール時には管理者アカウントを必要とします。
標準ユーザーではインストールできません。
動作環境の条件に適合したバージョンであれば、そのままご使用いただけます。
※SQLのアカウント数にはご注意ください。
SQLサーバーの要件はQCプロの製品情報の動作環境と制限事項をご参照ください。
Windowsのファイル名に使用できない文字(\ / : * ? “ < > |など)を製品名やロット名で使用している場合、Excelに変換ができません。 登録名称を確認・変更して再度Excel変換を実行してください。
検査成績表に測定値を登録する場合、小数点位置を合わせるため文字数を合わせて文字データとして挿入しているため、セル幅が小さかったりすると右寄せ、左寄せなどが分かり難い場合があります。測定値をExcelの書式に合わせたい場合は、数値データとして保存することを推奨します。
※検査成績表へ測定値を数値として挿入する方法
[測定画面]-[設定]-[オプション]-[印刷設定]を選択し”Excel”変換の項目にある「測定データは数値として保存する」にチェックを入れます。
取扱説明書の「検査成績表の作成」の章に「QCプロで使える関数一覧」が掲載されていますので、ご参照下さい。
顧客名選択画面の下の「ソートする」のチェック外してください。
(チェックを入れると五十音順にソートされます。)
※検査成績表の顧客名選択画面のソートの有無を設定できる機能はVer7.01.006より追加されました。
QCプロをインストールすると65種類のサンプル帳票(Excelファイル)がインストールフォルダに自動的に保存されます。
検査成績表のレイアウトは測定個所数、測定サンプル数、挿入図面の有無、統計解析値の種類、用紙の向きや大きさなどを組み合わせて、Excelで規定の帳票コマンドを挿入するだけ作成することができます。
測定データが数値になっていないことが原因と考えられます。
QCプロのメニューバーで[設定]-[オプション]から[印刷設定]のタブをクリックし、Excel変換の「測定データは数値として保存する」にチェックを入れてください。
- 製品ロット情報で設定した図面のファイル名を確認してください。
- QCプロのメニュー[設定]-[フォルダ設定]で指定された図面フォルダに図面が保存されているかを確認してください。
- 検査表に図面貼り付けのコマンドが正しく入力されているかご確認ください。
※図面形式はWMF、EMF、BMP、JPG、GIF、DXF(制限あり)が貼付可能です。これ以外の形式は貼り付けができません。
- 製品ロット情報で設定した検査成績書のファイル名を確認してください。
- QCプロのメニュー[設定]-[フォルダ設定]で指定された検査成績表フォルダに指定の帳票が保存されているかを確認してください。
他のパソコンでご使用になっている場合は開かないように設定されていると思われます。
QCプロメニューバーの[設定]-[オプション]-[表示設定]で「2重起動を許可する」にチェックを入れてください。
メニューの[設定]-[オプション]-[システム設定]で「製品番号を入力規制する」のチェックを外します。
Excelコントール(マクロ)を利用するには、xls形式かつフォームコントールを利用する場合に限られます。
フォームコントール(下図青枠部分)・・・・・・・・・・・OK
ActiveXコントロール(下図赤色部分)・・・・・・・・NG
※xlsx 形式 (Excel2007以上)ではすべてNG
製品・ロット番号で使用禁止文字(\ / * : ” ? < > % [ ] { } 等)を使用すると削除や変更ができなくなります。
製品・ロット番号を設定する場合は英数字のみでの構成をお勧めします。
DB更新とは既存のデータベースをQCプロのソフトウェアバージョンに対応するデータ構成へ更新する機能です。
データベース構成が変更されたバージョン以降にする場合は同時にDB更新を行ってください。
古い構成のデータベースではソフトが動作しません。(重複して実行しても問題ありません。)
800-001、800-004、800-006、800-025、800-037、800-039、800-042、800-050、800-054、800-063、800-066、800-067
※アップデート履歴には「※本バージョンは【DB更新】が必要です。」と記載しています。
※Ver.800-045以降ではアップデート時に下記のDB更新画面が自動で起動します。バックアップを行った上で実行してください。
※Ver.800-058以降ではサーバ名(接続先)が自PCでない場合はDB更新画面を表示しない様に仕様変更されました。
その場合はデータ管理よりDB更新画面を起動して、バックアップを行った上で実行してください。
※Ver.800-044以前ではデータ管理より下記のDB更新画面を起動して、バックアップを行った上で実行してください。
赤いランプが点灯している場合、受信機ではデータを受信していると考えられます。
受信機~パソコン~ソフトウェア間で設定などに問題がないか、以下の手順に従って原因を特定してください。
- トランスミッタに測定器を接続しなくても、Cボタンを押しながらDATAボタンを押すとキャンセル信号が送信されますので、受信機の受信ランプが点灯すれば電波を受信していることがわかります。
- 送信器の電池を確認します。(正常電圧は約3Vです。)
送信器の電池容量が少なくなると、受信機の赤いランプが点灯しても送信データがパソコンに入力されなくなります。
容量がさらに低下するとデータ送信時に「電力不足です」というメッセージが出ます。
↓ - USBポートに問題がないかどうか確認します。(受信機をUSBポートで接続している場合)
USBドライバがインストールされているかどうか確認してください。※DR-200U・DR-200miniの場合は付属のドライバをインストールしてから受信機を接続してください。
他のUSB接続製品(マウスなど)を接続しても動作しないようであれば、そのUSBポートに問題があるため、別のポートをご使用下さい。
↓ - パソコンのCOMポートの番号を確認します。
[コントロールパネル]の[デバイスマネージャ]からポート(COMとLPT)を開き、ポートを確認して下さい。
※デバイスマネージャーの表示方法はOSにより異なります。
QCプロEXの場合はExcelのメニューバーから[QCProEx]-[通信機器設定]を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れます。
QCプロの場合はメニューバーから[設定]-[通信機器設定]を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れます。
↓ - ソフトウェアの通信機器設定で選択している受信機の種類を確認します。(QCプロシリーズ使用時)
通信機器設定のプルダウンで、接続している受信機が正しく選択されているかを確認します。
例)DR-200U/Rをご使用の場合は”DR Series”です。
↓ - 有効ID範囲を確認します。(QCプロシリーズ使用時)
ソフトウェアがQCプロシリーズの場合、通信機器設定で[設定]ボタンを押して表示される有効ID範囲外のデータは受信しません。(デフォルトは0~99になっています。)
↓ - 送信器のID番号が正しく設定されているか確認します。
テレメジャーII 受信機「DR-200シリーズ」では付属ソフト「RecvMonitor」でパソコンへ出力されたデータを確認することができます。
QCプロシリーズをご使用の場合、通信モニタで受信内容が確認できます。ID番号は左から2・3桁目(Uの次)です。
↓ - ソフトウェアがQCプロEXの場合「取込開始になっているか?」「取込範囲指定は正しいか?」を確認します。
Excelの左上に「測定中」のダイアログが表示されているかどうかを確認します。
また、既に取込範囲が設定されている場合は、下図のようにExcelの名前ボックスから確認ができます。
「INTAKE01」のセルには「ID=1」のデータが入力されます。
インストールフォルダ(通常はProgramFiles\Vectrix)に書込み権限を与えて下さい。
※プロパティ→セキュリティ→Everyoneを追加してフルコントロールにする。
また、システム管理者がファイルの書込みなどに機能制限をかけている場合は、制限解除をしてもらってください。
「QCプロシリーズ」がサポートしている通信機器の種類は下記です。
- テレメジャーⅡ受信機(ベクトリックス㈱製)
・DR-200U/R/D
・DR-200mini - テレメジャー受信機
・DR-20、DR-30(ベクトリックス製:販売終了)
・μ-WAVEレシーバ02AZC740(ミツトヨ製:販売終了) - ミツトヨ製 U-Wave Receiver
- RS-232C出力付きのデジタル測定器
QCプロシリーズはテレメジャーのために開発されたソフトウェアなので、テレメジャーには最も適していると言えます。従って、セットで導入していただくのがお勧めですが、内製ソフトでテレメジャーのデータを取り込んでいるユーザ様の例もあります。
QCプロEX・QCプロEX PlusはExcelにデータを取り込むことを目的としていますが、データベース管理を目的とする場合や、操作の簡単な専用ソフトをご希望の場合にはQCプロが最適です。
また、タブレットPCでのご使用や複数品番の同時検査など場合にはアプリケーションソフトQCプロMXが適しています。
ソフトウェアの選定につきましては弊社営業部までご相談ください。
新しいパソコンにインストールしてソフトウェアを起動するとパスワード入力画面が現れます。
パスワードを入力しないと試用期間経過後に使用できなくなりますので、下記リンクよりパスワード再発行申請をお願いいたします。
PCトルクアナライザー (25)
必須ではありませんが、アップデートのご提供や問題が発生した時の対応等、安心してご使用いただくために1年毎に更新していただくことを推奨いたします。
※QCプロEXには年間サポート契約はありません。
機種(型式)によりますが、PCトルクアナライザーは最大4500回転まで対応しています。エアドライバの回転数表示は無不可空転時の回転数ですので、実際のねじ締めにおける回転数はかなり目減りします。従いまして、ほとんどのものは対応できると思います。
本試験機のトルク校正を付属品の専用校正キットで自社校正できます。
手順は次の通りです。
- 電動ドライバとトルクセンサーを切り離す(電動ドライバ型のみ)
- プーリと円盤を取りつける
- センサーの回転軸を固定するストッパーピンまたは、ストッパーねじを取りつける
- トルク試験機本体の電源を入れる(校正作業の30分前に行うこと)
- 校正の画面を開く
- 無負荷の状態で、ゼロ点設定を行う
- ゼロ点の校正結果を記憶させる
- 校正用の円盤の高さを調整し、固定用ジグと水平にする
- 衝撃を加えないように規定のおもりを吊す
- フルスケールの値を計算する
- ゼロ点復帰を確認する
- フルスケールで繰り返し精度を確認する
詳細につきましては取扱説明書の4章「トルク試験機を校正する」をご確認下さい。。
一旦任意のトルクで締め付けを行い、次に10rpm以下のゆっくりとした回転で締めてゆくと、静的から動的に変化する際に少しグラフの波形が下がる点があります。この点が実際に締まっていたトルク値となります。
「印刷データ」画面のExcelボタンを選択すれば試験報告書の内容をExcel形式のデータとして任意のフォルダに出力できます。
帳票設計はExcelファイルで行うので、簡単に自社専用の試験報告書を作成することができます。また、現在使っているExcel形式の試験報告書を修正したり、ねじ締めトルク解析図形を他のアプリケーションへ貼り付けてさまざまな技術資料を作ることもできます。
軸力試験を要求しない場合は問題なく使用できます。
回転数設定はパソコンから設定ができます。
ACサーボ型であれば荷重設定が自由に行えますのでカムアウト試験ができます。
日本国外でも使用可能です。現在のところソフトウェアは日本語版と英語版です。非該当証明は発行致します。
大きな違いは回転数が制御できるかどうかです。特に戻しトルクや増し締めトルクの測定は10r.p.m以下の設定が必要となりますので、ACサーボ型を選定してください。
現在使用している設定ねじ締めトルクの5倍を目途にMAXトルクを選定してください。
(M3のタッピンでプラスチックの場合は5N・m型、M4のタッピンで鉄板の場合は10N・m型が選定の目安です。)
詳細は弊社営業部までご相談下さい。
データの共有をするすべての工場に同じシステムが必要になります。無い場合はExcelデータに変換して共有して下さい。
弊社では委託試験は行っていませんので、委託先をご紹介します。
弊社営業部にお問合せください
PCトルクアナライザーは計測機でなく試験機として使用しているため、通常、ISO9000で要求されている「校正対象の計測器はトレーサビリティが確立されていること」という要求事項の対象外になります。 しかし、試験機のトルク校正作業を正確に行っていることを客観的に証明したいとのご希望がある場合、下記のご提案を行っています。
◆ 校正作業で使用する機器の証明書を発行する
トルクアナライザーは、下記2種類の機器を使用して校正作業を行います。従って、この機器が正確で校正作業を行う基準として正しい機器であるとの証明が必要になります。
- 校正のための錘(おもり)
国家資格である計量士の証明書または軽量センターなど公的機関の発行する証明書を発行します。 - 直径10cmの円板
直径10cmの円板に錘(おもり)をつるし、トルクセンサに負荷を懸けて校正作業を行うため、円板の直径が正確であることが必要です。円板の直径が正確であることの証明書は、校正証明書が発行されているノギスで計測を行い、その計測結果を証明書として発行します。
『PCトルクアナライザー』は試験機として利用されているため、ねじの品質に直接影響を与える使い方ではありません。しかし、過去のねじ締めトルク試験結果を、現在のねじ締めトルク結果と正確に比較するには、定期的に校正を行い、トルクアナライザーを常に信頼の置ける状態に維持することが大切です。ベクトリックスから発行する証明書は通常の場合、必要ありませんが、試験開始前15分以上電源を投入し、センサーの安定をはかると同時に、定期的な校正作業を行い、正しい使い方を行うことをお勧めします。
※これらの証明書は通常購入の場合、付属していませんので、 証明書が必要な場合の費用は別途となりますので、弊社営業部までご相談下さい。
戻し試験でのビットをリセスに差し込む時、一旦ACサーボモータのサーボロックを解除してからビットを挿入し、サーボロックのスイッチを入れてください。
この操作によりビットの微妙回転を止めることが可能となります。
※サーボロックとはビットの回転を静止固定させるもので、締め付けたねじのリセスにビットを挿入するとビットが僅かに回転する為、それを戻そうとする力が働いて微妙にビットが回転してしまう現象が起きます。
パソコンの「電源オプション」の「システムスタンバイ」と「システム休止」の時間設定を「なし」にしてください。
「測定」→「オプション」の平均化点数を「0」にしてください。
自動平均化点数が設定されていると平均化曲線で計算してしまうため計算値がずれます。「測定」→「オプション」の平均化点数を「0」にしてください。
各々のTDの時間軸がずれているとTDの平均値が合わなくなります。
そこで大きくTD点の時間が違うデータは削除して合成してください。
PCトルクアナライザーの校正画面で0点のみ校正してください。
一般的には10r.p.m以下で行います。
ACサーボモータの特性上、アース接続しないと取付本体が帯電する。
そこでAC100Vのコンセントをアース付きの3端子コンセントを使用して
アース接続してください。
インストールフォルダ(通常はProgramFiles\Vectrix)に書込み権限を与えて下さい。
※プロパティ→セキュリティ→Everyoneを追加してフルコントロールにする。
また、システム管理者がファイルの書込みなどに機能制限をかけている場合は、制限解除をしてもらってください。
新しいパソコンにインストールしてソフトウェアを起動するとパスワード入力画面が現れます。
パスワードを入力しないと試用期間経過後に使用できなくなりますので、下記リンクよりパスワード再発行申請をお願いいたします。