世界共通周波数(2.4GHz)で、測定データをパソコンに無線送信!双方向通信、データトリガ、インターバル送信などの高機能設定も可能です。測定器の表示値を利用してトランスミッタのボタンスイッチを押すだけで、下記の設定が任意にできます。 (特許出願中)
- トランスミッタID番号:0~99 対応
- レシーバ番号設定:1~128(レシーバ番号はPCで設定します。)
- 双方向通信設定
- データトリガ機能 最大16台
- 受信確認の有無
- インターバル送信 0.4秒~60分
- ブザー音の有無
- パソコンにデータを取り込むためには、トランスミッタの他に受信機(DR-200U/RまたはDR-200mini)とソフトウェア(QCプロシリーズなど)が必要です。
測定機器との接続例
【TXGシリーズの仕様】
製品名 | トランスミッタ |
型番 | TXGシリーズ |
標準価格 | ¥29,800~(税抜) ※2024年3月~ ¥36000~(税抜) |
無線周波数 | 2.4GHz(世界共通周波数) |
送信出力 | 1mW |
送信距離 | 見通し50m (環境条件により異なります。) |
入力信号 | デジマチック または RS-232C |
電 源 | コイン電池CR2032 |
外形寸法 | D32×W52×H16mm(コネクタ部除く) |
重 量 | TXG-KCX…25.5g(コネクタ部除く、電池含む) |
テレメジャーII が対応する測定器とトランスミッタの型式
トランスミッタは接続する測定器によってコネクタ形状が異なります。下記対応表で型式をご確認ください。また、ハンドスイッチやフットスイッチを使用してデータ送信をする場合は外部スイッチ対応のトランスミッタ(型番の末尾にQが付くもの)をお選びください。
トランスミッタの型式と標準価格(税抜) 2024年03月~ | 出力とコネクタ | 対応する主な測定器 メーカー:種類(型式) | カセットタイプトランスミッタの型式と標準価格(税抜) 2024年03月~ |
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TXG-KCX ¥38,500 TXG-KCS ¥36,000 TXG-KCM ¥38,500 TXG-KCXQ ¥40,000 TXG-KCQ ¥40,000 TXG-KCMQ ¥42,000 ハイトゲージの機種によってはKCXのコネクタが入らないことがありますので、KCSまたはKCQをお使いください。 | デジマチック 平型5ピン | ミツトヨ:ノギス(CD-CX),インジケータ(ID-C, ID-S),ハイトゲージ(HDM),デプスゲージ(VDS-DC) 丸井計器:角度計(DP-601) テクロック:シックネスゲージ(SMD),デプスゲージ(DMD),キャリパゲージ(GMD) | TXG-KCX-CC(カセットタイプ・非防水ノギス用) ¥46,500 TXG-KCQ-CC(カセットタイプ・非防水ノギス用 外部スイッチ対応)¥48,000 カセットタイプが対応するミツトヨ製測定器リスト カセットタイプ選定時のご注意 |
TXG-KA ¥36,000 TXG-KAQ ¥38,500 | デジマチック 丸型6ピン | ミツトヨ:マイクロメータ(旧型) | |
TXG-KE ¥36,000 TXG-KEQ ¥38,500 | デジマチック 平型10ピン | ミツトヨ:インジケータ(ID-F, ID-H)他 ※VL-A/AS、EF/EH、SJ-500を除く | |
TXG-KWX ¥38,500 TXG-KWQ ¥40,000 | デジマチック 角型ねじ止め5ピン | ミツトヨ:クーラントプルーフマイクロメータ(MDC-MJ),クーラントプルーフノギス(CD-PM) | TXG-KWX-CC(カセットタイプ・防水ノギス用) ¥46,500 TXG-KWQ-CC(カセットタイプ・防水ノギス用 外部スイッチ対応) ¥48,000 TXG-KWX-CM(カセットタイプ・防水マイクロメータ用) ¥46,500 TXG-KWQ-CM(カセットタイプ・防水マイクロメータ用 外部スイッチ対応) ¥48,000 カセットタイプが対応するミツトヨ製測定器リスト カセットタイプ選定時のご注意 |
TXG-KWXS ¥38,500 TXG-KWSQ ¥40,000 | デジマチック 角型ねじ止め5ピン(縦型) |
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TXG-KNX ¥40,000 TXG-KNQ ¥42,000 | デジマチック 平型ねじ止め8ピン | ミツトヨ:クーラントプルーフインジケータ(ID-N,ID-B) | |
TXG-KFX ¥60,000 TXG-KFXQ ¥62,000 | デジマチックストレート標準タイプ | ミツトヨ:インジケータ(ID-CNX,ID-FNX) | |
TXG-NDQ ¥60,000 | RS-232C 専用コネクタ 20ピン | ニコン:デジマイクロ用カウンタ(MFC-101,TC-101) | |
TXG-RST ¥58,000 | RS-232C 専用コネクタ8ピン (後出し) | 東日製作所製:トルクレンチ(CEM2/3) | |
TXG-RS ¥58,000 TXG-RSQ ¥60,000 (2023年4月改定) 測定器・型式指定による通信プロトコル、データフォーマット等のパラメータ設定後の出荷になります | RS-232C D-Sub 9ピン オス | 各メーカーRS-232C出力付測定器 →対応する測定器一覧 |
※その他のデジタル出力付測定器の対応トランスミッタは弊社までお問い合わせ下さい。
※測定器によっては極端な電圧降下が起きる可能性がありますので、その場合はPS-2032等の電源供給が必要になります。
2024年3月 商品価格改定のお知らせ
この度、半導体をはじめ様々な原材料等のコスト上昇に伴う様々な環境変化を受け、弊社として誠に不本意ではございますが、2024年3月1日より下記商品の販売価格 […]
よく見られているFAQ
テレメジャー II (5)
赤いランプが点灯している場合、受信機ではデータを受信していると考えられます。
受信機~パソコン~ソフトウェア間で設定などに問題がないか、以下の手順に従って原因を特定してください。
- トランスミッタに測定器を接続しなくても、Cボタンを押しながらDATAボタンを押すとキャンセル信号が送信されますので、受信機の受信ランプが点灯すれば電波を受信していることがわかります。
- 送信器の電池を確認します。(正常電圧は約3Vです。)
送信器の電池容量が少なくなると、受信機の赤いランプが点灯しても送信データがパソコンに入力されなくなります。
容量がさらに低下するとデータ送信時に「電力不足です」というメッセージが出ます。
↓ - USBポートに問題がないかどうか確認します。(受信機をUSBポートで接続している場合)
USBドライバがインストールされているかどうか確認してください。※DR-200U・DR-200miniの場合は付属のドライバをインストールしてから受信機を接続してください。
他のUSB接続製品(マウスなど)を接続しても動作しないようであれば、そのUSBポートに問題があるため、別のポートをご使用下さい。
↓ - パソコンのCOMポートの番号を確認します。
[コントロールパネル]の[デバイスマネージャ]からポート(COMとLPT)を開き、ポートを確認して下さい。
※デバイスマネージャーの表示方法はOSにより異なります。
QCプロEXの場合はExcelのメニューバーから[QCProEx]-[通信機器設定]を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れます。
QCプロの場合はメニューバーから[設定]-[通信機器設定]を選択し、確認しておいたCOM番号にチェックを入れます。
↓ - ソフトウェアの通信機器設定で選択している受信機の種類を確認します。(QCプロシリーズ使用時)
通信機器設定のプルダウンで、接続している受信機が正しく選択されているかを確認します。
例)DR-200U/Rをご使用の場合は”DR Series”です。
↓ - 有効ID範囲を確認します。(QCプロシリーズ使用時)
ソフトウェアがQCプロシリーズの場合、通信機器設定で[設定]ボタンを押して表示される有効ID範囲外のデータは受信しません。(デフォルトは0~99になっています。)
↓ - 送信器のID番号が正しく設定されているか確認します。
テレメジャーII 受信機「DR-200シリーズ」では付属ソフト「RecvMonitor」でパソコンへ出力されたデータを確認することができます。
QCプロシリーズをご使用の場合、通信モニタで受信内容が確認できます。ID番号は左から2・3桁目(Uの次)です。
↓ - ソフトウェアがQCプロEXの場合「取込開始になっているか?」「取込範囲指定は正しいか?」を確認します。
Excelの左上に「測定中」のダイアログが表示されているかどうかを確認します。
また、既に取込範囲が設定されている場合は、下図のようにExcelの名前ボックスから確認ができます。
「INTAKE01」のセルには「ID=1」のデータが入力されます。