QC PRO CXは測定機器の校正結果をデータベース化して
一元管理するための校正管理システムです。
測定器を自社で校正する場合や外部委託した校正の結果をデータベース化することで、煩雑になりがちな測定機器の校正管理がカンタンになります。測定器の紛失や校正漏れを防ぎ、トレーサビリティを確保します。校正管理業務に必要な機能を備えたパッケージソフトウェアです。
標準器を用いて自社で校正をおこなう場合や外部委託した際の校正データをデータベース化。校正データを入力後、自動で有効日が設定され、次回校正日を把握することができます。
登録した測定器一覧から「使用中」「未使用」「校正委託中」「廃却」など各測定器の状態を一目で確認。検索機能で測定器情報の抽出も簡単です。
管理責任者ごとや貸出部門ごとなど、必要な相手へ「校正回収指示書」を発行し測定機器の未回収を防ぎます。
ブロックゲージなどの標準器を登録して、外部校正後の「校正検査表」「校正証明書」「トレーサビリティ体系図」の電子データを登録しておけば適切な管理状態の証明になり、トレーサビリティを確保することができます。
指定メールアドレスまたは管理責任者宛てに、校正回収指示書をメールに添付して自動送信します。メール送信日および校正期間を自由に設定することができます。
※オプション QC PRO CX Server
QC PRO CXの使用時にID・パスワード入力を設定することができます。ログインIDごとに機能制限を設け、セキュリティを確保し、データを安全に管理します。
※オプション QC PRO CX Manager
QC PRO CXの基本機能
- 測定機器情報をデータベース化して一元化理
- 現在から過去の校正の記録を長期間保有
- 検査成績表や過去の履歴（校正結果明細表）の発行
- 測定機器一覧から登録した各測定器の状態を一目で把握
- 検索機能で保管責任者や管理部門など対象を絞って回収指示書を発行
- 標準器を登録して、トレーサビリティ証明書類を紐づけ、適切な管理状態を証明
- 登録した測定器や校正結果に様々な書類・ファイルを紐づけて、情報を整理
QC PRO CXのオプション
◆QC PRO CX Server（標準価格：OPEN）
QC PRO CXのデータベースサーバーで稼働する自動処理ソフトウェアです。
- データベースのバックアップを設定した日時に自動で実行
- 指定メールアドレスまたは管理責任者あてに、回収指示書を添付したメールを自動で送信
メール送信日及び校正期間を自由に設定
◆QC PRO CX Manager（標準価格：OPEN）
QC PRO CXのクライアントを管理するためのオプションです。
- QC PRO CXにログインするための、ID・パスワードを設定
- ログインIDごとに、QC PRO CXの機能を制限してセキュリティを確保し、データ保護を強化
- 動作OS：→ソフトウェアOS対応表
- メモリ：4GB 以上
- CPU：インテル(R) Core i5 相当以上
- ハードディスク：Cドライブに20GB以上の空き容量
- Microsoft .Net Framework：4.6.1以上
- データベース：Microsoft SQL Server 2016、2017、2019 (Standerd EditionまたはExpress Edition)
→SQL Serverのサービスパックについて重要なお知らせ
- 改良のため予告なく変更する場合があります。
- Windows,Excelは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
- 高度なロット管理やQC管理は、別売の弊社製品「QC PRO」をお勧めします。
QC PRO CX (5)
DB更新とは既存のデータベースをQC PRO CXのソフトウェアバージョンに対応するデータ構成へ更新する機能です。
データベース構成が変更されたバージョン以降にする場合は同時にDB更新を行ってください。
古い構成のデータベースではソフトが動作しません。（重複して実行しても問題ありません。）
アップデート時DB更新画面が自動で起動しますのでバックアップを行った上で実行してください。
1.00-005、1.00-006、1.00-008、1.00-011、1.00-012、1.00-018、1.01-000、1.02-000
※アップデート履歴には「※本バージョンは【DB更新】が必要です。」と記載しています。
